システムキッチンでもっと便利
おしゃれな空間でお料理！

キッチンは日々のお料理が作り出される大事な作業場です。効率化や収納力がアップすればお料理の幅が広がり時短にもなります。効率化も収納力もアップならまさにシステムキッチンがうってつけです。さらにレイアウトやデザインにもこだわれます。

システムキッチンで効率よく自炊

新型コロナウィルス感染の影響で自炊についてのアンケートがいくつか実施されており、自炊が増えたという回答が30%〜50%以上のようです。あわせて負担も増えたと感じる回答も多いようです。感染流行の波がくるとなおさら自宅での食事になるため、負担を少なくして自炊する重要性は高いといえます。

システムキッチンなら作業効率よく自炊できて負担を軽くすることができます。またデザインやレイアウトも変更できるので、家具と調和させたりカウンター形式で気分を一新することもできます。ここでは人気の普及価格帯であるクリナップ「ラクエラ」とリクシル「シエラ」をご紹介します。

コンロの火加減を温度調節

システムキッチンに備え付ける「ビルトイン」型のコンロでは、火を使って炒めものを美味しく作ったりグリルが可能なガスコンロか、火・ガスを使わずに調理が可能なIHクッキングヒーターか、お好みで選択できます。

IHクッキングヒーターでは当たり前の温度設定でしたが、ガスコンロでも利用できるようになったのでガスの無駄遣いを抑えて天ぷらなどを美味しく作ることが可能です。火加減が難しくて天ぷらを避けていたガスコンロ派のご家庭におすすめといえるでしょう。

ちなみにクリナップ「ラクエラ」では、ガスコンロからグリル機能を除く替わりに収納スペースにするグリルレスタイプも取扱っています。

奥行きや高さを活用した収納

買い物の回数を減らすためや安く買うためにまとめ買いをすると思いますが、そうなると貯蔵するパントリーが重要になります。システムキッチンはコンロとシンクの下の空間にキャビネットを作り、また壁に吊戸棚を作ることで、効率よく調理器具を収納するほかにパントリーとして使えます。

キャビネットは上段下段に分かれており、上段はよく使う小型の調理器具を収納し、下段はあまり使わない、または大型の調理器具を収納できます。下段には1リットル油のペットボトルのような高さ25センチぐらいの大きな食品の貯蔵にも向いています。キャビネットは手前に引くため奥にしまっているものも簡単に取り出せます。

壁の吊戸棚には食器や調味料、保存食などを収納できます。高いところへの収納は、しまうのも取りだすのも大変ですが、バネで棚の中を上げ下げしてくれるタイプの棚があるのでおすすめです。無理のない目線で効率よく収納できるので大変便利です。手動と自動があります。

普段使いの調理器具がさっと取り出せる

コンロとシンクの下にあるキャビネットは収納だけでなく、よく使う調理器具が収納できてさっと取り出せるようになっているのでとても効率的です。

リクシル「シエラ」ではコンセントを追加することもできるので、調理家電の取り回しにも便利です。

お手入れが簡単

シンクやまな板などを置くワークトップで一般的に使われるステンレスはシステムキッチンでも選べますが、システムキッチンのステンレスならリクシルの「スムースドットエンボス」加工のように、キズに強く汚れが拭き取りやすい工夫がされているものもありますので、お手入れが簡単になります。

おいつもの食器洗いで節約

食器洗いは広い範囲で洗えるシャワーにする効率よく洗えて節水になります。さらにリクシルではセンサーで洗い物や手を検知して水が流れるハンズフリーが選べるので効果的な節水です。食材を触った手で水栓のレバーを触れずにすむので衛生的でもあります。

クリナップの手動水栓も工夫があり、給水と給湯や最大吐水との境がわかるようレバーにクリック感をもたせているので無駄な流水がなくなります。

ダイニングに合わせたデザインに変更

システムキッチンのキャビネットや吊戸棚のカラーは、クリナップ「ラクエラ」は31色、リクシル「シエラ」は23色から選べるのでダイニングやリビングダイニングとの家具の調和がとりやすいです。

借り置きとして食材を置いたりまな板を置くワークトップはステンレスのほか、人工大理石も選択できます。人工大理石は熱に強い一方、キズのつきにくさや汚れの落としやすさは特殊加工されたステンレスにかなわないのですが、やはりなんといってもデザイン性が高いです。特にクリナップ「ラクエラ」では、デュポン社が開発したアクリル系人工大理石「コーリアン」を選択できます。デザイン重視でしたら検討の価値ありでしょう。